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Wang, S.*; 小関 隆久; Xie, J.*; 林 伸彦
Physics of Plasmas, 9(11), p.4654 - 4663, 2002/11
被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Physics, Fluids & Plasmas)中性粒子ビーム接線入射により生ずるトロイダル周回高速イオンの減速過程を、高速イオン案内中心の有限径方向偏位を考慮し、3つの運動不変量(エネルギー,磁気モーメント,正準トロイダルモーメント)に関する簡約化ドリフト運動論的方程式で記述した。減速過程の方程式に対する、近似した解析解を得た。この解析解により、アスペクト比の大きいトカマクでの、有限の径方向偏位を含んだトロイダル周回高速イオンの減速分布関数を記述できる。
前川 藤夫; 大山 幸夫
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 372, p.262 - 274, 1996/00
被引用回数:4 パーセンタイル:43.42(Instruments & Instrumentation)汎用性の高い中性子スペクトル測定手法がいまだ確立さていないeVエネルギー領域において、測定法の1つの可能性として減速時間法を応用した中性子スペクトル測定を試みた。SUS316製の実験体系中では1keV以下のエネルギー範囲で10%以下の高精度でスペクトルを得た。SUS316/水の多層状の実験体系の測定から、最軽核である水素が存在して減速時間法の適用が困難な実験体系に対しても本手法が有効であることを示した。SUS316/水体系では、本手法を拡張して熱中性子束の測定も行った。減速時間法の特徴と限界を他の測定手法と比較しながら検討した結果、いくつかの制約はあるものの、高精度、高信頼性、高感度、適度なエネルギー及び空間分解能の点から、減速時間法はeVエネルギー領域の中性子スペクトル測定手法として大変有効であることが分かった。
前川 藤夫; 大山 幸夫
Proc. of 9th Int. Symp. on Reactor Dosimetry, 0, p.77 - 84, 1996/00
遮蔽体のような大きな媒質中における1eV~10keVの中性子スペクトルは中性子輸送計算システムの精度評価にとって重要であるが、これまでほとんど高精度測定されたことがない。そこで本研究では、ベリリウム、鉄、銅の3種の媒質にD-T中性子を入射した時の10keV以下の中性子スペクトルを減速時間法により測定した。ベリリウムのような原子質量の小さな媒質中では減速時間法の適用は困難と予想されるが、1eV~10keVの中性子スペクトルを約10%の実験誤差で測定した。また、鉄と銅の媒質中では、10keV以下のスペクトルをほぼ10%以下の実験誤差で測定した。本研究により中重質量の原子だけでなく、ベリリウムのような軽い原子からなる媒質中でも減速時間法によるスペクトル測定が有効であることが分かった。
前川 藤夫; 大山 幸夫
KEK-Proceedings-95-1, 0, p.303 - 312, 1995/06
中性子の減速時間と平均エネルギーの間に1対1の関係があることを利用した減速時間法は、これまで鉛減速スペクトロメータ等に応用されてきた。この手法を媒質の原子番号が小さく応用が困難と思われる鉄、SUS316、水を含むSUS316からなる実験体系に適用し、eVエネルギー領域の中性子スペクトル測定を行った。
牛草 健吉; 近藤 貴; 内藤 磨; 池田 佳隆; 井手 俊介; 関 正美; S.W.Wolfe*; 佐藤 正泰; 鎌田 裕; 伊丹 潔; et al.
Nuclear Fusion, 32(11), p.1977 - 1983, 1992/00
被引用回数:11 パーセンタイル:43.94(Physics, Fluids & Plasmas)低域混成波電流駆動(LHCD)時の高速電子の直接損失を、ダイバータ板から放射されるX線測定により同定した。高速電子の直接損失は電子密度及び励起される波のNの増大とともに減少し、LH波により加速された高速電子の減速時間で特徴づけられることを明らかにした。JT-60Uの1.2MA放電で電子密度0.510mにおいて最も高い電流駆動効率が観測された例では、入射パワーの5~10%が高速電子の損失であると評価された。また、高速電子の閉じ込めがプラズマ電流の増大とともに改善されることが見い出された。これらの実験結果から、ITERの定常運転時の高速電子の直接損失がほぼ無視できる程度であると推定される。
大久保 良幸*; 石黒 幸雄; 鶴田 新一郎
Journal of Nuclear Science and Technology, 11(8), p.348 - 352, 1974/08
被引用回数:1これまで高中性子スペクトルの計算に用いられてきた方法には、(i)連続減速理論、(ii)減速積分を直接散乱マトリックスを用いて数値計算する、(iii)減速積分をRecurrence Formulaを使って表式化して数値計算する方法らがあった。方法(iii)は、計算機を利用する場合、コア-・メモリーと計算上の演算が少ないので、多数群を用いた詳細計算には適していると考えられている。ここでは、方法(iii)では重心・実験室系とも散乱が対称な場合のみ取り扱られていたのを、散乱のP成分まで考慮できるようRecurrence Formulaを拡張し、速中性子スペクトルの計算精度を上げれるようにしたので報告する。
石黒 幸雄
JAERI-M 5527, 20 Pages, 1974/01
平板、円筒、六方および正方格子非均質系で、衝突確率を間いて中性子減速方程式を解くPEACO-IIコードに用いられている方法が要約される。衝突確率の計算に対して、精密・計算時間が共に優れた新しい内ソウ法が開発される。いわゆるRABBLE法が中性子の減速源を計算するのに用いられる。PEACO-IIコードはFACOM230/60計算機用FORTRAN IVで書かれており、次の問題を行うには100kバイトのコアー・メモリーを必要とする。30領域、10核種、3共鳴核種、10組成。
中山 隆
日本原子力学会誌, 4(12), p.834 - 837, 1962/00
抄録なし